お味噌汁を食べるとなんだかほっとしませんか。お味噌汁がない食事ってなんだか物足りない気がするのは私だけでしょうか。
今回は、そんな美味しいお味噌汁にとって、なくてはならない存在の「だし」の取り方をご紹介します。
キッチンペーパーを使わない方法もご紹介しますので、参考になさってみてください♪
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布巾やキッチンペーパーの代用品は?
「だし」を取る際に必要になるキッチングッズは、お鍋・ざる・ボウル・キッチンペーパーや布巾・アクとりなどがあります。
お味噌汁って毎日作るものだから、「だし」を取る作業はなるべく簡単に済ませたいですよね。
だから私は、「だし」を布巾やキッチンペーパーでこす作業を省いています。
そうすることで、ざる・ボウル・キッチンペーパーや布巾は使わなくて済みますし、「だし」取りの作業が一気に手軽になるのでおすすめです♪
では、そんなキッチンペーパーの代わりになるグッズとは何かといいますと...。
100均でも売っている、このようなアク取りを使います。
このアク取りを使えば、とても簡単に鰹節や煮干を取り除くことが出来ます。
細かいカスが少し残る程度なので、そのままお味噌汁を作って飲んでも気になることはないですよ。
ただし、袋の底の方で粉状になっている鰹節を使って「だし」を取る場合、アク取りだけでは取り除くことのできない細かなカスが、お鍋にたくさん残ってしまうことがあります。そんな時は...
アク取りで鰹節を取り出したお鍋を10分くらい放置。
↓
お鍋の底の方にカスが沈んで貯まる。
↓
ボールに静かに「だし」だけを移す。お鍋に残ったカスを捨てる。
このような手順で簡単にカスを取り除くことができるので、お試しください。
味噌汁のだしのとり方をご紹介
基本的に使用する道具は、お鍋、さいばし、アク取りさえあれば大丈夫です。
一番だし
特徴:鰹節と昆布の旨みが合わさった、香りの良いおだし。あっさりとしているので、薄味の味噌汁や吸い物に適しています。基本のだしのとり方になります。
作り方
①昆布の表面をさっとはらい、お鍋に水と昆布を入れて火にかけます。(中火)
②沸騰する直前に昆布を取り出します。
③お湯が沸騰したら、かつお節を入れます。
④弱火にして2分ほど煮ます。
⑤火を止めて、アク取りでかつお節をすくい、水気を軽く切ってから取り除きます。
二番だし
特徴:一番だしで取ったあとの鰹節と昆布を使って作るので経済的にも良いです。コクがあるので、煮物や濃い目の味付けの味噌汁に適しています。
作り方
①お鍋に水と一番だしのだしがらを入れて火にかけます。(中火)
②沸騰したら新しいかつお節を入れて、弱火で5分くらい煮ます。
③火を止めて、アク取りでかつお節と昆布を全て取り除きます。
煮干のだし
特徴:コクと旨みが強い。味噌汁の他に、麺類のつゆや煮物にも適しています。
作り方
①下ごしらえで、煮干の頭と内蔵を取り除いておきます。
②お鍋に水と煮干を入れて30分ほど置いておきます。
③中火にかけて、沸騰したら弱火にし、アクをとりつつ10分くらい煮ます。
④火を止めてアク取りで煮干を取り除きます。
☆味噌の種類とだしとの相性について書いた記事はこちらになります☆
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だしを取った後の昆布や煮干の活用法
だしを取った後の昆布、かつお節、煮干をそのまま捨ててしまうのは、何だかとてももったいないですよね。
そんな時におすすめなのは、佃煮にして食べる方法です。
一番だしや二番だしなどでだしを取った後の鰹節・昆布・煮干を、ジップロックなどの保存袋や、サランラップに包むなどし、冷凍庫に保存します。
二番だしの昆布は柔らかいので、冷凍保存する前に食べやすい大きさに切っておくことをおすすめします。
だいたい3回分くらい保存できれば、佃煮の量として良いと思います。
捨てないで~!だし昆布と鰹節で佃煮 by yuumama63
ぜひ、ご飯のお供に最適な、美味しい佃煮を作ってみてください。
二番だしの昆布で作っても、とても美味しく頂けますよ♪
まとめ
いかがだったでしょうか。だしを取る作業が簡単だと、毎日のお味噌汁作りや、煮物料理が楽になると思います。
ぜひ、手軽に試してみてくださいね。
それでは今回は以上になります。また次回お会いしましょう~。