暑い夏もようやく落ち着いてきましたね。
季節が秋になると、夏バテで疲れていた体も回復するため 食べ物が美味しく感じる季節でもあります♪
でも、まだまだ夏の切り替えが済んでいない体のために、
秋の旬の野菜を食べて栄養を取り込みましょう!
せっかくなら、お味噌汁にも秋の具材を使ってみませんか?
今回は、お味噌汁に合う秋野菜や秋魚の栄養成分の紹介と、おすすめレシピを紹介します。
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目次
お味噌汁におすすめの具材「秋野菜」の種類と特徴
夏の暑い時期に起こりがちな体調変化といえば、
・ついつい冷たいものばかり食べてしまい夏バテになる
・気づかないうちに熱中症にかかってしまっていた
・冷房の効きすぎた部屋で過ごした為クーラー病や夏風邪をひいた
このように、夏場は身体にとって色々と負担がかかってしまいやすい時期でもありますね。
秋に実る食材は、そんな疲れた身体や胃腸を整え、栄養をつけてくれる働きをもつ物が多いといいます。
また、次にやってくる季節「冬」を乗り越えるための体づくりも大切になります。
じゃがいもなどの芋類は、とくにでんぷん質が豊富に含まれているためおすすめの秋野菜です。
また、秋野菜の里芋やレンコンなどの滑り成分は、
夏に冷たい物を食べ過ぎて弱った胃腸粘膜を保護してくれるのでおすすめです。
このような自然が育んだ栄養のある秋の食材、食べなきゃ損ですね!
それではまず、どの食材がどのような働きをするのかを紹介していきますので、どうぞご参考ください♪
味噌汁の具材【秋の野菜】「さつまいも」の栄養成分
さつまいもには、ビタミンCや食物繊維が豊富に含まれています。
ビタミンCは、シミ・ソバカスを防いだり、風邪予防に有効です。
食物繊維は、便秘の改善に有効で、胃腸の調子を整えてくれます。
味噌汁の具材【秋の野菜】「じゃがいも」の栄養成分
じゃがいもに含まれるビタミンB1とナイアシンは、弱った胃腸の働きを助けてくれるのに役立ちます。
また、じゃがいもはビタミンCや、B6、パントテン酸を含み、ストレス緩和やイライラ・憂鬱などの改善に期待できます。
味噌汁の具材【秋の野菜】「さといも」の栄養成分
里芋は、ムチンとガラクタンというぬめり成分を含みます。
ガラクタンは、肝臓や腎臓が弱るのを防いだり、脳の老化防止にも有効です。
ムチンは胃の粘膜を修復したり、便秘解消にも有効な栄養成分です。
また、里芋に含まれるカリウムは、高血圧予防や夏バテ回復の効果が期待できます。
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味噌汁の具材【秋の野菜】「人参」の栄養成分
人参に含まれるルテインという栄養成分は、紫外線を浴びた眼に作られた活性酸素を除去してくれるので、眼病予防に有効です。
また、人参に含まれるβカロテンは、風邪予防や動脈硬化の予防に効果が期待できます。
ペクチンという食物繊維は、便秘解消に有効な成分となっています。
味噌汁の具材【秋の野菜】「かぶ」の栄養成分
かぶに含まれるビタミンCとβカロテンには、疲労回復や風邪予防の効果が期待できます。
また、消化酵素を多く含むので、弱った胃腸の健康を守ってくれます。
その他に、カルシウムや食物繊維、ビタミンやミネラルなどを含んでいます。
味噌汁の具材【秋の野菜】「青梗菜(ちんげんさい)」の栄養成分
青梗菜にもビタミンCとβカロテンが含まれており、風邪予防に効果が期待できます。
また、カルシウムやカリウムも多く含むので、骨を丈夫にしたり高血圧の予防にも役立ちます。
味噌汁の具材【秋の野菜】「きのこ類」の栄養成分
実は、きのこ類の多くは人工栽培によるもので、旬はないのだそう。ですが、きのこ類には秋におすすめな栄養成分を多く含んでいます。
しめじは、肝臓の機能低下によって起こる疲労回復に効果がありますし、
えのき茸に含まれるビタミンB1も、疲労回復に効果があります。
エリンギはカリウムや食物繊維を豊富に含み、便秘解消や夏バテの回復に効果が期待できます。
舞茸は、紫外線によるメラニン色素の発生を抑えてくれる物質を含むので、美白効果に期待できます。
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味噌汁の具材【秋の魚】「鮭(サケ)」の栄養成分
鮭やいくらは、とても綺麗な赤い色をしていますよね。それは、アスタキサンチンと呼ばれる天然の色素によるものです。
このアスタキサンチンは、眼病予防やシミ・シワ予防、疲労回復など、様々な健康効果が期待できる栄養成分です。
また、良質なタンパク質やビタミン類を豊富に含んでいる他、DHAやEPAも比較的豊富に含まれているので、とても健康に良い食材といえます。
味噌汁の具材【秋の魚】「秋刀魚(さんま)」の栄養成分
青魚に含まれるDHAとEPAですが、もちろん秋刀魚にも豊富に含まれています。
DHA・EPAは、血液をサラサラにしたり、記憶力や学習能力の向上効果、精神安定効果など、人間にとってなくてはならないとても大切な栄養素です。
また、貧血予防に期待できるビタミンB12を豊富に含んだり、疲れた肝臓の働きを良くしてくれるナイアシンも含まれています。
秋の具材を使った おすすめの味噌汁レシピを紹介♪
それでは早速、秋の旬の食材を使って、美味しいお味噌汁を作ってみましょう!
さんま団子・さつまいも・人参の味噌汁
秋の具材で作るお味噌汁
■材料(4人分)
だし・・・600ml(3カップ)
赤みそ・・・大さじ3と1/2 人参・・・5センチ
さつまいも・・・10センチ
さんま・・・2尾
Aさんまの下味調味料 しょうが(すりおろす)・・・小さじ2
ねぎ(みじん切り)・・・大さじ2
塩・・・少々
片栗粉・・・小さじ1
■作り方■
1.さんまを三昧におろし、皮と骨を取り除いた後、荒く刻きざみます。
その後、Aの調味料を加えて包丁でたたいて混ぜます。
2.さつまいもはいちょう切りにした後水にさらしておきます。 人参もいちょう切りにします。
3.鍋にだし汁を入れて、さつまいもと人参を入れて火にかけます。(中火)
野菜がまだ少し硬いうちに、さんまをスプーンですくい、団子にして鍋に入れます。
アクを取りながら煮ていきます。 野菜が柔らかくなり団子にも火が通ったら、弱火にします。
4.味噌を溶き入れて、出来上がりです。
つみれに入れる生姜は多めのほうが美味しいです。
さんまが苦手な方は、つみれ肉を鶏肉に変えて作ってもいいです。
きのこ類や青梗菜を入れて具だくさんにしても、美味しそうですね。
秋の食材を使った味噌汁のレシピはまだまだありますよ♪ クックパッドで人気のある方のレシピを3つ紹介しますので、ご参考ください。
青梗菜を使った味噌汁レシピ↓
かぶと里芋を使った味噌汁レシピ↓
鮭ときのこを使った味噌汁レシピ↓
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ありがとうございました!
魚の摂取量が少ない現代人にとって、青魚は美味しくて栄養価の高い、旬の秋にこそ食べたい食材です。
その他の秋の食材たちも、暑い夏によって疲れている身体に栄養をつけてくれる、とても優れた食材でした。
これら自然の恵みに感謝して、美味しくいただき、もうすぐ来る冬に備えて栄養を補給しましょう!
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