カーネーションといえば、「母の日」に贈るお花というイメージが強いですね。
最近は色の種類も増え、赤色やピンク以外にも、オレンジ・黄色・青・緑に紫色など色々あるので、どの色にしようかなんて悩む方もいるのではないでしょうか。
そんな時は、花言葉を参考にしながら選んでみるといいかもしれません。
今回は、日本と西洋のカーネーションの花言葉を色別にご紹介します。
「母の日」やお母さんのお誕生日に、感謝の意味を込めてプレゼントされてみはいかがでしょうか♪
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目次
カーネーションの花言葉を色別にご紹介します
まず、カーネーションの花言葉を色別でご紹介する前に、カーネーション全般の花言葉をご紹介します。
カーネーション全般の花言葉
「女性の愛」「無垢で深い愛」「感覚」 「感動」「純粋な愛」 |
西洋の花言葉
「魅惑・魅力(Fascination)」 「愛(Love)」 「卓越・名声(Distinction)」 |
やはりカーネーションは「母の日」を代表するお花だけあり、どちらの花言葉の意味も、「母の日」にぴったりですね^_^
母の日のプレゼントに最適な色
ここからは、カーネーションの花言葉を色別にご紹介していきます。
まず始めにご紹介するカーネーションの色は、母の日のプレゼントに最適な意味を持つ花言葉です。
色の種類もたくさんあるので選びやすくなると思います^_^
では早速みていきましょう~。
カーネーションの花言葉[赤色]
日本の花言葉
「母への愛」「母の愛」「真実の愛」 |
西洋の花言葉
「深い愛(deep love)」 「敬愛、感嘆(admiration)」 「あなたに会いたくてたまらない (My heart aches for you)」 |
「母の日に贈るお花」といえば、赤色のカーネーションですよね!
赤い色のカーネーションが一般的になっている理由は、次のようになります。
①花言葉に「母」の意味を持つ言葉が多いため
②母の日の由来と関係があるため
こちらの記事でカーネーションの色の意味について詳しく知る事ができます↓
ただし、同じ赤でも濃い赤(黒っぽい赤)は「私の心に哀しみを」「欲望」などマイナスの意味を持つので、避けたほうがよさそうです。
カーネーションの花言葉[ピンク]
日本の花言葉
「感謝の心」「気品」「あたたかい心」 「美しいしぐさ」 |
西洋の花言葉
「女性の愛(a woman's love) 「母の愛(mother's love)」 「あなたを決して忘れません (I will never forget you)」 |
ピンク色のカーネーションは、「感謝」「母の愛」などお母さんに贈る色として最適な意味を持つので、ぜひ取り入れたい色です。
お母さんの誕生日にも、ピンクのカーネーションをプレゼントに添えて、感謝の気持ちを伝えるなどしても良さそうですね♪
カーネーションの花言葉[オレンジ色]
日本の花言葉
「純粋な愛」「あなたを熱愛します」 「熱心」「清らかな慕情」 |
オレンジ色の花言葉は、どちらかというと恋人に向けた意味を持ちますが、母に贈る色としても問題なく使用できます。
明るくて元気な印象を持つ花の色なので、明るい性格のお母さんにぴったり♪
また、最近疲れ気味のお母さんに贈ってあげても喜ばれそうですね!
カーネーションの花言葉[紫色]
日本の花言葉
「気品」「誇り」 |
西洋の花言葉
「気まぐれなこと(Capriciousness)」 「変わりやすい(changeable)」 |
紫色のカーネーションは見た目がエレガントで素敵ですよね。
クールでかっこいいお母さん、上品なお母さんに選んでみては♪
もちろん『お母さんのことを誇りに思っている』という意味で選ぶのもアリですね!
西洋の花言葉は少しネガティブな印象を受けますが、一般的には日本の花言葉の印象が強いので、あまり気にしなくて大丈夫だと思います^_^
カーネーションの花言葉[青色]
日本の花言葉
「永遠の幸福」 |
青色のカーネーションは自然界には存在しない色で、以下の2種類のタイプがあります。
1つめは、白いカーネーションに青色の水をすわせたタイプで、鮮やかな青色が特徴です。
※画像真ん中の鮮やかな青色のカーネーションがこのタイプ
2つめのタイプは、遺伝子組み換え技術の研究開発によって誕生した「ムーンダスト」と呼ばれる青紫色のカーネーションです。
「ムーンダスト」の名前になっている月には、女性らしさ、母性を表す意味もあるため、母に贈るお花として最適なんですよ♪
お母さんに『いつまでも幸せでいてほしい』という気持ちで贈られてはいかがでしょうか^_^
カーネーションの花言葉[緑色]
日本の花言葉
「純粋な愛情」「癒し」「集団美」 |
緑色にはリラックス作用や穏やかな気持ちを与える効果があるそうです。
もちろん花言葉も文句なし♪
どの花の色にもなじむので、合わせやすいです。優しさをプラスしたい方はぜひ取り入れてみてくださいね。
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母の日のプレゼントには少し不向きな色
さて、色別にご紹介している花言葉の中でも、これからご紹介するカーネーションにはマイナスの意味を持つ花言葉が多いため、母の日のプレゼントには少し不向きとされています。
とはいえ、見た目は綺麗な色ばかりなので、嫌うには少しもったいない気もします。
どうしても気になるという方には無理におすすめしませんが、
お母さんが好きな色だという場合もあるかもしれませんし、アクセントに少しだけ入れたい、という方もいるかもしれません。
その場合は『お母さんが好きな色だったから入れてみたよ』など理由を説明してあげて、少しだけ取り入れてみてもいいかもしれませんね^_^
カーネーションの花言葉[白色]
日本の花言葉
「純粋な愛」「私の愛は生きています」 |
西洋の花言葉
「可愛くて愛らしい」「純潔」 「純粋な愛」 |
あれ?マイナスのイメージが見当たらない・・・と思った方もいるのでは?
実は、白いカーネーションは母の日の由来に登場する色で、「母の日」を考え出したアンナ・ジャービスさんの、亡くなったお母さんが好きだったお花です。
そのため、一般的には『亡くなったお母さんに感謝の気持ちを込めて贈る』色とされています。
※母の日の由来について知りたい方は、下のリンクよりどうぞ♪
カーネーションの花言葉[黄色]
日本の花言葉は、
「軽蔑」「嫉妬」 |
西洋の花言葉は、
「軽蔑(disdain)」 「拒絶・拒否(rejection)」 「あなたには失望しました (you have disappointed me)」 |
黄色は明るくて可愛い色ですが、ヨーロッパではキリストを裏切ったユダヤの服の色であり、特にイメージが悪いそうです。
花言葉の印象だけでイメージが悪くなるのは悲しいですね(^_^;)
※黄色のカーネーションは、他に「美」「友情」などプラスの意味もあります。
カーネーションってどんなお花?
カーネーションは、「キリストが十字架にかけられた時に、聖母マリアが流した涙のあとから生えた花」だという言い伝えがあります。
その歴史は古く、なんでも古代ギリシャ時代にはすでに鑑賞されていたのだとか。
日本には江戸時代に渡来し、その後「カーネーションの父」と呼ばれている土倉龍治郎/どくら りゅうじろう(1870年~1938年)さんが新品種を生み出したことで、日本中に広まったということです。
カーネーションは、南ヨーロッパと西アジアの地中海沿岸を原産とした、ナデシコ科ナデシコ属の多年草です。
バラや菊などと同じハウス栽培で、開花期は春~初夏、秋~初冬で、最盛期は5月頃です。さすが「母の日のお花」と言われているだけありますね!
現在の営利用カーネーションにつながっている品種は、1840年に誕生した「パーペテュアル系」と、1857年に誕生した「マルメゾン系」といわれています。(どちらもフランス原産)
花の種類は非常に多く、園芸品種はなんと3万種を超えるほどあるそうです(゚o゚;
カーネーションの値段は、1本当たり約50円~150円ほどで、母の日が近くなるとおろし値が普段の2倍ほど上がるようです。
値段が高いと沢山買うのはきびしいですが、数より気持ちが大切ですよね♪
近年では、食用カーネーションがテレビで紹介されるなど、鑑賞用だけでなく食用としても幅が広がりつつあります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
カーネーションの花言葉を色別にご紹介しました。
いつもお世話になっているお母さんに、感謝の気持ちを伝えて素敵な日をお過ごしください♪
それでは今回は以上になります。
ありがとうございました。