母の日は、日頃お世話になっているお母さんに感謝の気持ちを伝える日。
でも、母の日になるとカーネーションを贈るのはなぜなのでしょうか。
赤いカーネーションが定番なのはなぜか?
白やピンクなど、色に意味はあるのか?
贈る本数によって意味は変わるのか?
今回は、このような母の日のカーネーションに関する「なぜ?」という疑問に色々お答えします!
Sponsored Links
カーネーションの名前の由来
そもそも、カーネーションという名前はどのように誕生したのでしょうか。
カーネーションという名前がついた由来は、諸説あります。
その1.
カーネーションはギリシャ時代に儀式で王冠として使われていたお花で、「コロネーション」または「コロネ」(花輪)からきているという説。
その2.
ラテン語で「カロ(carn)」は(肉)という意味。つまり、『肉の色をしている花』からきているという説。
肉の色とは、あまりにストレートすぎてちょっとロマンがなさすぎる気がします^_^;
花輪からきている説の方が個人的には素敵だと思いました。
「母の日」にカーネーションを贈るのはなぜ?
母の日が近くなると、お花屋さんに並ぶカーネーションの色は普段より増え、定番の赤やピンク以外に白や黄色・緑や紫といった珍しい色も出まわるようになりますね。
そんな「母の日」に欠かせないカーネーション。
では、なぜ「母の日」にカーネーションを贈るようになったのでしょうか。
それは、「母の日」の由来に関係ある人物、アンナ・ジャービスさんの亡くなったお母さんが好きなお花だったからといわれています。
アンナさんのお母さんは、特に白いカーネーションが好きだったそうです。
お母さん想いだったアンナさんは、お母さんが好きだった白いカーネーションについて、次のように語っています。
その白さは、母の愛の真実、純潔そして広い慈善を象徴することです。
アンナ・ジャービス|wikipediaより一部引用
母への愛と慈善家の母を尊敬する気持ちを、白いカーネーションに込めたというわけですね。
というわけで、なぜ「母の日」にカーネーションを贈るのかといいますと、アンナさんのお母さんが好きだったカーネーションを、「母の日のシンボル」としたからです。
そんなアンナさんが尊敬してやまないお母さんはどのような人物だったのか。「母の日」の由来について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧下さい↓
スポンサーリンク
「母の日」に贈るカーネーションの色(白・赤)の意味
白いカーネーションは、アンナさんのお母さんが好きなお花でしたね。
アンナさんは、母親の追悼式のときに白いカーネーションを祭壇に飾りました。
このことがきっかけで、母親が健在なら赤、亡くなっている場合は白いカーネーションを贈る流れになったそうです。
ですが、母親がいない子供にしてみれば、このように区別されることは悲しいものです。
そこで現在では、母親のいない子供へ配慮する形で赤いカーネーションを贈るのが一般的になったといわれています。
このような由来により、現在でも白いカーネーションは亡くなった母親に贈る色という意味合いを持たれている方がいるのも事実です。
ですが、中には全く気にならないというお母さんもいるかと思いますので、お母さんのタイプによって、取り入れるかそうでないか判断する方がよさそうですね。
赤色は健在・故人関係なく贈れる色になっています。
カーネーションの花言葉
実は、カーネーションの花言葉も「母の日」にぴったりな意味をもつ色が多いことをご存知ですか?
カーネーションの花言葉は、母親や女性に関する意味を多く持っています。
カーネーション全般の花言葉
「女性の愛」「無垢で深い愛」「感覚」「感動」「純粋な愛」
西洋の花言葉
「魅惑・魅力(Fascination)」「愛(Love)」
「卓越・名声(Distinction)」
母親に贈る色としてふさわしい意味をもつのは、やっぱり定番の赤!
赤いカーネーションの花言葉
「母への愛」
そして、ピンク色の花言葉も母の日に贈る色としてピッタリな意味をもっています。
ピンク色のカーネーションの花言葉
「感謝の心」「母の愛」
赤色とピンク色のカーネーションは、ぜひ取り入れたいですね^_^
さて、カーネーションの花言葉は、色の種類によってそれぞれ異なる意味を持ちます。
そのため、恋人にプレゼントするのに最適な色、母の日に贈るのに向いていない色などが存在するのです。
そんなカーネーションの花言葉をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考になさってみてくださいね☆
スポンサーリンク
カーネーションは、本数によって意味が変わるの?
カーネーションを贈ろうと考えたとき、人によっては本数が気になることもあると思います。
実際、バラや百合などは贈る本数によって意味合いが変わるそうです。
バラの例
1本・・・「あなたしかいない」「一目惚れ」
3本・・・「愛しています」
99本・・・「永遠の愛」
108本・・・「結婚してください」など。
では、気になるカーネーションはどうかといいますと、
カーネーションを贈る際、本数に意味はないそうです。
そのため、1本でも、3本でも、好きな数を贈って構わないとのこと。
とくに気にせず、贈りたい本数で大丈夫ですよ♪
まとめ
いかがだったでしょうか。
母の日になぜカーネーションを贈るのか、色や本数に意味はあるのかについてご紹介しました。
少しでもあなたの疑問が解消できていたら嬉しいです☆
では今回は以上になります。ありがとうございました。