日本のバレンタインデーは、思いを寄せる人へ手作りチョコレートなどを渡して告白をするイベントの日ですね。
また、友達や会社関係で日頃からお世話になっている方へチョコを配り、感謝の気持ちを表すのが一般的となりました。
では、海外の人たちはバレンタインをどのように過ごすのでしょうか?
今回は、海外(イタリア・アメリカ・イギリス)の風習の違いについてまとめてみました!
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【バレンタインデー】海外の風習の違いは?
イタリア
バレンタインデー発祥地イタリア!
古代ローマより発祥したバレンタインデーは、イタリアの人たちにとっては「聖バレンタインの日」です。
古代ローマでは、西暦269年2月14日の「聖バレンタインの命日」をお祝いするようになり、2月14日と15日に「恋人たちの祭りの日」が行われていたそうです。
このように、聖人の命日とローマの伝統が合わさり、時代を経た現在イタリアでは「恋人の日」とされています。
この日は、恋人や夫婦の男性から女性へプレゼントを送るのが主流のようです。
女性からプレゼントを送るときは、革製品や小さなジュエリーなどが人気とのこと。
とはいえ、日頃から愛情を示すことが得意なイタリア人にとって、バレンタインデーはさほど特別なイベントではないようです。
街中でも大きなイベントがあったりすることはないそうですよ。意外ですね!(゚o゚
本命以外にプレゼントを渡すと...!
イタリアでは、本命以外の人にあれこれとプレゼントを渡すことはタブーとされています。
気軽なイベントだとしても、「恋人の日」を守らずに他に好意がある人へプレゼントを贈ることは、「軽い人」と見られて男性の価値が下がる原因になってしまうそうです!
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アメリカ
学生も大人もロマンチックなバレンタインデー♪
アメリカは、小学生まではクラス全員分の手紙とお菓子を用意して交換しあいます。もらえない子が出ないようにとの配慮のようです。いい風習ですね!
中学生からはクラスというものがなくなるため、カップルでお祝いするようになったり、放課後に正式なバレンタインのダンスパーティーがあったりします。
大人の場合、カップルや夫婦の男性から女性へプレゼントを渡します。その日は祝日ではないのですが、仕事帰りにデートをする人が多いそうです。
また、たくさんのプレゼントを用意する男性も多く、チョコやバラの花、メッセージカード、お菓子、ジュエリー、クマの人形等などが定番のようです。す、すごい...!
アメリカ人の独身はバレンタインデーの次の日が楽しみ?
アメリカの独身の人たちは、バレンタインデー当日は家でゆっくり過ごしたり、友達同士で集まったりして過ごすそうです。
そして、独身の人たちが楽しみにしているのが、バレンタインデーの次の日に行われる「バレンタインセール」です。この日はお菓子やチョコレートが割引になるので、自分へのご褒美に買う人が多いとのこと。
このように、カップルもそうでない人も、各自で楽しんでいるのですね!
バレンタイン限定のお菓子「conversation hearts」ってなに?
日本ではバレンタインにはチョコのイメージが強いですが、アメリカではチョコ以外にも色々なお菓子が販売されます。
その中でも毎年バレンタインの時期になると登場する、有名なお菓子があります。それは「conversation hearts(会話するハート)」というラムネのお菓子です。
ラムネの一つ一つに「I LOVE YOU」「HUG ME」「MARRY ME」「YOU'RE CUTE」などの文字が書いてあります。
アメリカの男性は、このような可愛いお菓子もプレゼントするのでしょうね。素敵ですね!
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イギリス
イギリスもバレンタイン=チョコレートだった!?
日本でチョコレート会社のキャンペーンにより広まった習わしが、イギリスにも同じように存在していました。
「キャドバリー」というお菓子メーカーにより、1868年に贈答用のチョコレートボックスや、バレンタイン用のキャンディボックスが販売されたことがきっかけで、バレンタインにチョコレートを送る習慣になったようです。
街中がバレンタイン一色♪
イギリスのバレンタインも、男性から女性へと贈り物をする「愛の日」としてカップルや夫婦で過ごす大切な日です。
この日になると、レストランではすべての席がカップルシートになることも多いのだそう。
子供がいる夫婦も、シッターさんに預けて二人きりで食事をしながら愛を語り合うなどして、ロマンチックに過ごします。
男性は赤いバラの花とプレゼントでストレートに愛を伝えるのが主流のようです。
イギリスのバレンタインカードは、誰から送られたか分からない?
イギリスでは、匿名で思いを寄せる人へバレンタインカードを送るという変わった風習があるようです。
カードには思いを寄せる言葉とともに、このような書き方で締めるそうです。
「Happy Valentine’s Day」
など、恋人がいる人には相手が誰かピンとくる書き方をした、つまり恋人から贈られていることがなんとなくわかるものから「Be my Valentine」ー私のバレンタイン(=バレンタイン・デーの贈り物をする相手に選ばれた恋人・特別な人)になって下さい
「From your Valentine または secret admirer」ーあなたを密かに慕う者より
といった、贈り主がわからない書き方をするものまで。
引用URL:http://www.british-made.jp/stories/entertainment/20160131004702
このようなカードが郵便で届いたり、いつの間にか手元に届いていたりするそうです。
誰から届いたか分からないなんて、なんだかモヤモヤしてしまいそうですが(笑)とても楽しい習慣ですよね!
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回の記事で書ききれなかった国については、次回追加していきます!
それではまたお会いしましょう~。
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