日本のクリスマスといえば、サンタクロースのおじさんが12月24日の夜中にやってきて、枕元にプレゼントを置いてくれますね。
では、海外のクリスマスの習慣はどのようになっているのでしょうか?
今回は、世界各国の色々なクリスマスについて紹介してきます!
【クリスマス】世界各国の過ごし方・習慣の違いとは
それではこれから、海外のクリスマスの習慣がどのように違うのか、色々とご紹介していきます!
クリスマス 海外の過ごし方【アメリカ】
アメリカのクリスマスの過ごし方
・11月後半から、家族共同でクリスマスツリーやリース作りを始めます。
・クリスマスイヴの夜は家族で静かに過ごします。
・クリスマス当日は、自宅でクリスマスの家庭料理を食べたりしながら家族と過ごします。また、教会のクリスマスミサへ出かける家族もいます。
・クリスマスケーキより、パイやクッキーを食べるそうです。
・クリスマスプレゼントは、子供はサンタクロースからと、親からもらえます。25日までツリーの下に飾っておいて、クリスマス当日の朝に開けます。
・クリスマスの前日に、サンタクロースにお礼としてクッキーとミルクをツリーの近くに置いておきます。 各家庭のお礼を食べているので、サンタさんは太っているのだそうです^-^
クリスマス 海外の過ごし方【オランダ】
オランダのクリスマスの過ごし方
・12月6日の「聖ニコラスの日」と、25日のクリスマスの2回お祝いします。
・オランダのクリスマスは、11月の第2土曜日から1ヶ月程続きます。
・11月の第2土曜日になると、聖ニコラスが黒人のおとも「ピート」と一緒にスペインから船でやってきて、パレードをしながら子供たちにプレゼントを配ります。
・12月5日を「セント・ニコラス・イヴ」といい、夕方から家庭でパーティーが始まります。子供たちはゲームをしたり、プレゼントをもらったりして楽しく過ごします。
・25日は教会へ行ったり、クリスマスディナーを食べるくらいで、比較的静かに過ごします。この日はプレゼントを1つだけもらいます。
クリスマス 海外の過ごし方【ドイツ】
ドイツのクリスマスの過ごし方
・オランダと同様に、ドイツの一部地域も12月6日の「ニコラスの日」をお祝いするようです。聖ニコラスからのプレゼントは靴の中に入っているとのこと。
・25日のクリスマスには、ドイツ北部では「クリスマスの男」が、南部では「クリスマスの子」と呼ばれる天使がプレゼントを配っていると信じられています。
・ドイツはクリスマスケーキではなく、「魔女の家」という意味の「へクセン・ハウス」でお祝いします。
外壁や屋根をジンジャークッキーで作り、チョコやキャンディで飾り付けをします。
クリスマス 海外の過ごし方【イタリア】
イタリアのクリスマスの過ごし方
・24日のイヴの日は体を清める意味もあり、肉より魚料理を食べるそうです。
・25日のクリスマスは、お昼ごろから家族一同でお祝いの食事会が始まります。
きれいにクリスマス用のテーブルセッティングをして、前菜からデザートまでイタリアのマンマによるコース料理が提供されます。
3時間ほど食事をしながら会話を楽しむとのこと。
・イタリアのお楽しみのデザートは、「パネットーネ」というパンのような伝統の焼き菓子です。
・プレゼントは、1月5日の夜にほうきに乗った「べファーナ」というおばあさんからキャンディーやチョコレートなどのプレゼントをもらうのが主流だったようですが、今ではサンタクロースからももらえるようです。
クリスマス 海外の過ごし方【フランス】
フランスのクリスマスの過ごし方
・クリスマス・イヴは家族(親族)で過ごします。
・「la creche de noel」というキリストが誕生した様子を表した人形などを飾ります。
・クリスマス用のケーキは、「ブッシュドノエル」という木の切り株を表したチョコレートケーキを食べます。
・クリスマスツリーなどの飾りは、年末頃まで飾っておく場合が多いそうです。
クリスマス 海外の過ごし方【オーストラリア】
・オーストラリアなどの南半球にある暑い国では、夏にクリスマスが行われます。
・クリスマス当日はビーチで過ごす人が多いとのこと。
・学生は12月~2月までロングホリデーがあり、社会人はイヴの日を合わせた最低3連休をとり、それぞれが楽しく過ごします。
・クリスマスランチに冷たいシーフードを食べるのが主流のようです。
・ドライフルーツがたっぷりなチョコレートケーキを食べます。
・本物のモミの木ではないですが、クリスマスツリーも綺麗に飾り付け、家族やサンタさんからのプレゼントを置いておき、25日に開けます。
友人や親戚など、お世話になった人たちとプレゼント交換もします。
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クリスマスとサンタクロースの由来とは
海外のクリスマス事情はご覧になりましたか?
ここでは、クリスマスとサンタクロースの由来について少しご紹介しますね。
クリスマスはイエス・キリストの誕生を祝う日で、毎年12月25日に行われています。
また、キリスト教で用いられる暦では「日没を一日の境い目」としているため、
12月24日の夜から朝にかけてクリスマス・イヴと呼ばれ、クリスマスと同じ日になるのだそうです。
カトリックの影響が強いイタリア・フランス・ポーランド・スペインなどは、
12月24日のクリスマス・イヴ~1月6日の「公現祭」までをクリスマスの期間としています。
そして、クリスマスといえば、忘れてはいけないのがサンタクロースです。
このサンタクロースの由来となっている人物は、
トルコ人でキリスト教の司教、聖ニコラスといわれています。
ここで少し、聖ニコラスに関する言い伝えをご紹介します。
ある貧しい家族の娘が3人も売りに出されてしまうことを知った聖ニコラスは、
夜中になるとその家の煙突に金貨を投げ入れました。
金貨は暖炉に干してあった靴下に入り、そのお金により娘たちは助かったそうです。
この言い伝えにより、
「夜中に家に入って、靴下の中にプレゼントを入れる」というサンタクロースの風習が生まれたということです。
そういえば、バレンタインデーの由来にも心優しいキリスト教の神父さんが関係していました。
神様にお使えをして信者を導く存在だけあって、
教会で働く方は後世まで語り継がれるような偉人が多いのですね!
ちなみにサンタクロースが赤い服を着てあごひげをたくわえている姿は、
1931年にアメリカのコカ・コーラ社によるキャンペーンによって広まり、定着したといわれています。
それまではサンタさんのイメージは国によりバラバラだったそう。
今ではもう、すっかり世界共通となりましたね!
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いかがだったでしょうか。各国の習慣によって色々な違いがありましたね!
私が今回感じたことは、
海外のクリスマスは日本より行事として大きな意味を持ち、
親戚や家族一同で盛大にお祝いをする特別な日なんだということです。
そして、どの国もプレゼントは25日までクリスマスツリーの下に置いておき、
しかも家族全員の分があるのでとても豪華にみえることが特徴^-^
豪快な海外らしく、盛大に行われるクリスマスなんだという印象でした!
それでは今回は以上になります。また次回お会いしましょう~。
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